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読書療法 Bibliotherapy

心理学関係の本を読むことで、気づきや行動の変容をうながす方法です。ビブリオセラピー (Bibliotherapy)とも呼ばれます。日常生活で行えるので、もっとも手軽なセルフヘルプ技法の一つといわれています。最近では、国内でも、一般向けの心理学の書籍が多く出版されています。ユビキタス・カウンセリングのカウンセラーが、毎月、お薦めの資料を紹介していきます。

参考資料

心身の不調 自己理解   ストレス対処 対人関係   トラウマ その他の文献


心身の不調

「心を乗っとられて:ある精神障害者の手記」

森 実恵著(潮文社)。幻聴・幻覚や家族、社会との関係を綴った当事者の方の貴重な手記。日々の絶望や生きづらさ、束の間の喜び等を綴った詩も収められています。統合失調症や当事者の方の世界の一端が、理解できます。(長江)

精神病棟に生きて

松本昭夫 著(新潮文庫)。統合失調症に罹患している著者がまとめた手記。精神病院での体験が記されています。幻聴や妄想についても、著者の経験が生々しく書かれています。統合失調症の人がどのような世界に生きているのか垣間見えます。(大沢)

「ビジネスマンの心の病気がわかる本」

山本晴義 監修(講談社)。近年、職場でのメンタルヘルスについて取り上げられるようになってきました。この本では、働いている人がかかるかもしれない心の病気や、心の病気にかかった人の周囲(家族や友人)はどう対応すると良いのかなどについて、図解でわかりやすく書かれています。(大沢)

「家族が知りたい統合失調症への対応Q&A」

高橋信子 著(日本評論社)。日常生活編、服薬・入院・就労編と、生活シーンに合わせた対応の仕方を、わかりやすく紹介したものです。統合失調症の家族にどう接していいのかわからなくなったとき…ぜひ一度この本を手にとってみてください。(中尾)

「らくらく入門塾 なぜ心が病気になるの?」

墨岡孝 著(ナツメ社)。本書は、精神疾患にはどのような種類があるのか、また有効な治療法や心理療法にはどのようなものがあるのかについて解説しています。多くのイラストやコラムに加えて、具体的な症例も示されており、精神医学全般をわかりやすく理解できる一冊です。(渡部)

「パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか」

岡田尊司 著(PHP新書)。あなたの周りに「この人とどうやって接していけばいいんだろう?」と思うような人はいませんか?身の周りにはたくさんの隠れ人格障害の人がいます。もしかしたら、自分も・・・本書は、人格障害のタイプ別に自分が当てはまった場合の克服の仕方と、自分が周囲の人間であったらどう接していけばいいのか、という両方の視点で書かれています。レッテルを貼るのではなく、生きやすさのヒントが隠れているかもしれません。(大沢)

「人格障害かもしれない どうして普通にできないんだろう」

磯部潮 著(光文社新書)。尾崎豊・太宰治・麻原彰晃・酒鬼薔薇聖斗はみんな人格障害だった?様々なタイプの人格障害を有名人を例にあげながら、解説しています。(大沢)

「精神病というこころ―どのようにして起こりいかに対応するか」

松木邦裕 著(新曜社)。精神病というこころの状態を、精神分析の対象関係論の視点から、やさしい言葉でわかりやすく説明してあります。こころの中でどのようなことが起きているのか、どうしてそのような症状となって表れているのか、このような理解が得られることで、当人はもとより、ご家族や周囲の方々にとっても、不必要な不安や戸惑いを抱くことなく、症状に対応していく糸口が見つかるでしょう。(河本)

「うつにサヨナラ「ふさぐこころ」の治し方」

濱田秀伯 著(小学館)。「うつ病」のシンプルチェックでしっかりとうつの「姿」を知ることにより、きちんとした治療を受けるきっかけができます。きちんとした治療によって必ず回復に向かっていく病気です。安心して立ち止まって下さい。そして、この本を読んでまた一緒にゆっくりと歩き出しましょう。(中尾)

「心の家庭医学」

山崎晃資・山内俊雄・下坂幸三 編集(保健同人社)。『家庭の医学』の姉妹本です。各種の精神的な病気や症状、その時の対処法など簡単にわかりやすく書いてあります。一般の方々の様々な疑問に答えてくれる本だと思います。(大沢)

「眠りの悩み相談室」

粂和彦 著(ちくま新書)。眠りのメカニズムを丁寧にわかりやすく解説してあり、正しい基礎知識を得ることができます。一口に眠りの悩みといっても、個人差がありさまざまで、間違った理解も多いため、そういった悩みの正体を知り、どのように対処すればよいのかを教えてくれる1冊です。(河本)

「ツレがうつになりまして」

細川貂々 著(幻冬舎文庫)。うつ病患者の夫と介護する立場の妻、それぞれの視点から病状を捉えた1冊。明るいタッチでユーモアを交えて描かれています。うつとはどのような症状なのか、どのような経過をたどるのか、また周囲がどのように関わり支えていくのか。貂々さんとツレさんの体験は大いに参考になります。(平)

「依存症のすべてがわかる本」

渡辺登 監修(講談社)。ギャンブル依存、仕事依存、買い物依存、そして他人への依存など依存と言ってもいろいろあります。みなさんにも、「これがあれば大丈夫」というものはありませんか?依存がすべて悪いというものではありません。良い依存もあります。この本では、依存についての説明が図解付きでわかりやすく書かれています。(大沢)

「僕のこころを病名で呼ばないで-思春期外来から見えるもの」

青木省三 著(岩波書店)。近年、アスペルガーやADHDなど、認知度は高まりましたが、かえって個性は失われ、レッテルが張られ、診断名や病名ばかりが独り歩きをしているきらいもあります。診断名や病名の持つ意味と問題を、いかに子どもや青年を援助し支えることができるかという視点から、穏やかな文体で示唆してくれます。大人の人間関係にも参考になる1冊です。(河本)

「パニック障害-心の不安はとり除ける」

渡辺登 監修(講談社)。運動をしていないのに心臓がドキドキしたり、冷や汗をたくさんかいたりしたことはありませんか?この本は、パニック障害についてイラストを交えながらわかりやすく書かれています。パニック障害は怖くない!!と思える本です。(大沢)

「健康ライブラリー イラスト版 非定型うつ病のことがよくわかる本 「気まぐれ」「わがまま」と誤解を受ける新型うつ病のすべて」

貝谷久宣 監修(講談社)。ここ数年、マスコミ等で注目されつつある、いわゆる“新型うつ”を取り上げた本です。「最近どうも体調が悪いけれど、自分はうつ病になりやすいタイプとはちょっと違う気がする」と思われている方の中には、この本を読んでご自分がうつ病なのだと納得される方もいらっしゃるでしょう。文章は少なめでイラストを多用するなど、大変分かりやすく書かれているので、医療機関にかかる前の“取っ掛かり”としてお勧めの一冊です。(川本)

「免疫力がアップする50の法則」

松下祥 著(法研)。『免疫力』とは、私たちの体を病気から守ったり、病気になっても早く健康な状態に戻れるように働く力です。食事や生活習慣だけでなく、さまざまな心理的要因が免疫機能に影響を与えています。例えば悩みやストレスを独りで抱え込んでいるとき、人の免疫力は低下してしまいます。「日記で悩みを打ち明けることで、免疫力が回復する」など、心身共に健やかな生活を送るために、今すぐ実践できる知識が学べる一冊です。(三輪)

「学校現場のメンタルヘルス理解 教師と親のための精神医学」

人見一彦 著(朱鷺書房)。本書では、思春期の子どもたちに見られる精神医学的な問題を、事例を中心に取り上げられており、こころの病理の理解と、対応のポイントについて具体的に解説されています。子育ての中で、つまづきを感じている保護者の方々や、教育臨床の現場で苦労されている教師の方々にとって、参考になる一冊です。(渡部)

「みんなの精神科-心とからだのカウンセリング38」

きたやまおさむ 著(講談社)。ストレスや不安の渦巻く現代では、“精神科”は昔より敷居は低くなってきましたが、それでもやはり、初めての人にとっては、気軽な場所ではないでしょう。自分のこころに「おやっ?」と思ったら、苦しい時間を長引かせる前に、ちょっと手に取ってみてください。映画の登場人物などを例に、わかりやすく読むことができます。(河本)

「「なりたい自分」に変わる本 ホームズとワトスンが教えるメンタルヘルス」

小林司 著(PHP研究所)。ベテラン精神科医である著者が、精神疾患と関連深い様々な性格タイプを変化させる手段として、行動療法の技法や考えを紹介する本です。かの有名な名探偵ホームズの友人、ワトスン医師のもとを、かつてホームズが解決した事件の登場人物たちが心の悩みを相談しに訪れる…。こうした物語仕立てなので、行動療法の考え方や治療の進み方がイメージしやすくなります。少し難しいかもしれませんが、とても勉強になる本です。(川本)

「家族で支える摂食障害」

伊藤順一郎 著(保健同人社)。摂食障害のご本人のことを、ご家族がどのように理解して、どのように支えるかが具体的に書かれています。「原因探しよりも回復の工夫を」という副題にふさわしく、摂食障害の家族相談会で出たアイデアがふんだんに盛り込まれています。リストカットや嘔吐、経済的負担など具体的な場面への対処方法の体験談は必ず役立つでしょう。(中島)

「うつと不安の認知療法練習帳」

デニス・グリーンバーガー、クリスティーン・A・パデスキー 著・大野裕 監訳(創元社)。ご自分の落ち込みや不安を分析し現実に即したものへと変化させるための認知療法記入式ワークブックです。記入の仕方が丁寧に事例を落ち混ぜながらわかりやすく解説されていますので、取り組みやすい1冊です。(中島)

「マンガお手軽躁うつ病講座 High&Low」

たなかみる 著(星和書店)。漫画家の著者が自身の躁うつ病についてマンガと解説文を織り交ぜなが語る一冊です。ご自分の状態を理解するためにも、ご家族など周りの方々に理解してもらうためにも使用できます。治療に臨む際のバイブルとも言える本です。(中島)

「うつを生きる」

朝日新聞医療グループ 編(朝日新聞社)。女性のうつ、産後うつ、難治性うつ、うつによる休職者の復職プログラム、高齢者のうつなど多様化する最新のうつの実態や治療法や治療機関の紹介がなされた本です。(中島)

「こころが晴れるノート-うつと不安の認知療法自習帳」

大野 裕 著(創元社)。「うつと不安の認知療法練習帳」の姉妹本です。よりコンパクトな本ですので、認知療法を始めて行う方は、こちらから取り組まれるのをおすすめします。(中島)

「統合失調症―正しい理解と治療法」

伊藤 順一郎 著(講談社)。ご自分のために、ご家族のために、職場の同僚のために、統合失調症について学ぶ最初の一歩のための本です。やさしい言葉でわかりやすく書かれています。(中島)



自己理解

「ハッピーマップを作ろう!」

ティナ・テッシーナ、エリザベス・ウイリアムズ著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。理想の人生を描くハッピーマップを作ることで、自分らしい生き方や夢を実現する方法。さまざまなエクササイズを通して、自分に本当に合った暮らしを探ることもできます。自分の世界を広げていく方法など、人生のさまざまな局面でこの本のアドバイスが役に立つでしょう。(角井)

「それでも人生にイエスと言う」

V・E・フランクル著(春秋社)。「夜と霧」の著者として日本でも有名なフランクルの講演をまとめたものです。ナチスの強制収容所から解放された翌年に一般市民に向けて行われた講演です。人生の意味をもう一度考えてみるにはぴったりの本であると思います。(村上)

「いいんだよ」

水谷修 著(日本評論社)。「出会い・優しさ・勇気・幸せ・がんばらなくていい・生きること・明日」。7つのテーマは一週間の一日一日のように、一つ一つの新鮮さがあります。「どんな人にも過去がある」。後ろを振り返ればある足跡。明日が来ることがこんなに苦しい。でも過去に苦しまないで。いいんだよ。疲れてぱんぱんになったあなたの心に、自然とくるあなた自身の明日に、一筋の光がきっとみつかるはずです。(中尾)

「求めない」

加島祥造 著(小学館)。「求めない」とは、すべての煩悩をすてよ、という意味ではないと、著者は冒頭で述べています。何かが欲しい、誰かのようになりたい、あの人にこうして欲しい――こんなにも「求める」ことが当たり前の生活の中で、ふと立ち止まり、「求めない」でみる。すると、不思議と心が穏やかになり、日常生活の中に新しい意味が見出される。そんな瞬間を味わわせてくれる詩集です。少ない言葉と広い余白に想像力がふくらみます。(三輪)

「自己評価メソッドー自分とうまくつきあうための心理学」

クリストフ・アンドレ 著(紀伊國屋書店)。自己評価とは一体何なのか?という問いから出発し、自分自身との関係、そして他人との関係を改善するための33のメソッドが記されています。友人関係や恋愛、結婚、子育てや仕事――あらゆる場面において、自己評価は、私たち自身の考え方や行動、感情に影響を与えてます。「自信が持てない…」、「人と比べて落ち込んでばかり…」、そんな生きづらさを感じている方に、お勧めです。(三輪)

「精神科医、心理学者、セラピストが使う 本物の心理テスト 1問1答編」

津田 秀樹 著(洋泉社)。心理テストブームでちまたに心理テストがあふれていますが、本書は、心理学理論に基づきながら、簡単な「1問1答」にアレンジした心理テストを紹介しています。難しいこともわかりやく書いてあるため、心理士が教材や記事として活用するのにも適しています。また、ゲーム感覚で心理学が楽しめる内容になっているところも特徴的です。(角井)

あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド

吉田 友子 著(中央法規出版)。アスペルガー症候群の特徴を理解して、自分らしく生きていくための本です。絵本風のタッチで文字が少なく読みやすいため、年少者から大人まで幅広い世代に読んでいただけます。(中島)

おとなのADHD―社会でじょうずに生きていくために

デイヴィッド・B. サダース、ジョセフ カンデル 著(ヴォイス)。部屋が片付けられない、時間までに準備が出来ないなどで自分を責めて気分が落ち込んだり、イライラしたり・・・大人の(それも女性に多い)ADHDについての本です。症状について紹介されているだけでなく、どう工夫したら生きやすいか、どう周りの人が理解してあげればよいのかが解説されています。(中島)

ふしぎだね!?アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち

内山 登紀夫 監修(ミネルヴァ書房)。こどもにも興味を持って読めるように工夫された絵本です。 起こりがちな困った場面→本人の目から見るとどんなことが起きているのか→どう接したらいいのかといった3段階でいろんな場面が鮮やかに描かれています。わかりやすい言葉で、学校の先生はもちろん、周囲の子どもたちが理解して助け合うための手がかりになります。 (中島)



ストレス対処

「こころの健康ワークブック―認知行動心理学によるこころの柔軟体操」

畔柳修 著(PHP研究所)。ストレスの蔓延する今日の社会で、どのようにこころの健康管理をすればよいのか、ストレス対処力の維持向上をテーマにワークブック形式で構成されたもの。ストレスを正しく理解し、自分の状態に気づき、こころを健康に保つための知恵が紹介されています。(角井)

「ネガティブな自分をゆるす本 ポジティブ・シンキングのとらわれをはずそう!」

植木理恵 著(大和出版)。つらいとき、無理に元気に振舞って疲れていませんか?つらい気持ちもあなた自身の大切な気持ち。今の気持ちの色は何色ですか?こころの色パレットを使ったセルフカウンセリングで、少しだけいつもと違った考え方を手に入れてみましょう。(中尾)

「食も心もマインドフルに」

上原徹・佐藤美奈子 訳(星和書店)。お腹が減っているわけでもないのに、スナック菓子をついつい食べ過ぎてしまう、過剰なまでにカロリーを気にして食べ物を制限してしまうなど、問題のある食行動をとってしまいがちな現代。食行動を上手にコントロールする方法、心の持ち方について紹介されています。(中島)

「ストレスチェックノート 早めに気づき、自分でコントロール」

山本晴義 著(法研)。ストレスの多い現代社会。できることなら、その日のストレスはその日のうちにケアしたいものです。本書は、ストレスと上手に付き合うためのセルフヘルプ本で、自己診断チェックリストでストレス度を診断してから、ストレス対処法について学ぶ形式になっています。さまざまなストレス対処法が具体的に書かれており、今すぐ実践できるものばかりです。みなさんも、ご自分に合ったストレスとの付き合い方を探してみませんか?(三輪)

「マンガで読む大人も知らない「プチうつ気分」とのつきあい方」

傳田健三 著(講談社)。学校生活や日常生活は、友人や親との些細なことで、イライラしたり、クヨクヨしたり、なかなか思い通りにはいかないものです。そんな中高生のこころを応援してくれる1冊です。児童精神科医が、マンガを通してわかりやすく対処法を教えてくれます。(河本)

「自分でできるストレス・マネジメント-活力を引き出す6つのレッスン」

島津明人・島津美由紀 著(培風館)。仕事におけるストレスに対処するための方法を身につけるための書き込み式ワークブックです。たとえば、上手な仕事の頼み方、気持ちの良い断り方、やる気を維持する方法、仕事の優先順位づけ、こころを軽くする考え方など、具体的で今日から使える方法ばかりです。(中島)

「読むだけでカウンセリング-こころをスッキリさせる82のヒント」

菅野泰蔵 編著(法研)。複数のカウンセラーが綴るカウンセリング場面の82ストーリーが描かれています。「カウンセリングって何をするの?」と疑問に思われている方にお勧めです。読むだけでこころがスッキリします。(中島)

「自傷行為とつらい感情に悩む人のために―ボーダーラインパーソナリティ障害(BPD)のためのセルフヘルプ・マニュアル」

井沢 功一朗・松岡 律 翻訳(誠信書房)。自分を理解するためのチェック項目や、自殺したくなったとき、リストカットしたくなったときの具体的な対処法などが紹介されている、実践的な一冊です。(中島)

「こころの日曜日」

菅野泰蔵 編(法研)。45人のカウンセラーがそれぞれ、生き方や考え方、ストレス社会を生きる知恵などについてアドバイスしています。一つ一つが短く書かれているので読みやすく、また読んでるだけで心がゆったりして、元気になれるような本です。(大田)

「入門 自己催眠法-生き方をリフレッシュするために-」

門前 進 著(誠信書房)。セルフコントロールのための催眠「自己催眠」の方法について、一般の人にもわかりやすいようにイラストを用いて紹介をしている本です。また、技法の習得だけでなく、コントロールしたい問題をどのようにコントロールするかに重点が置かれており、自分自身を理解するために催眠的な考え方を取り入れて説明しているところが特徴です。(大田)

「心の休ませ方 「つらい時」をやりすごす心理学」

加藤諦三 著(PHP研究所)。「生きることに疲れた」「こんなにがんばっているのに」「こんなに真剣にやってきたのに」そう思う瞬間、どうしたらいいのかわからなくなる。そんな時この本を読むと、自分の経験・同じ想いに出会うことができ、心の休ませ方を見つけることができるかもしれません。休むことも生きることです。思いっきり休んで、休んで、また休んで。自分だけの1日を過ごしてみて下さい。(中尾)

「本当は助けてほしいあなたへ 「もえつき」の処方箋」

水澤都加佐 著((株)アスクヒューマンケア)。誰かのためにいいことをしたい、誰かのために役に立ちたい、と一生懸命頑張るうちに、いつの間にか自分自身が消耗し、「もえつき」のプロセスが始まっていることがあります。頑張りすぎていませんか?自分自身を追い詰めないでください。あなたはスーパーマン、スーパーウーマンではないのですから…。(中尾)

「リラクセーション-緊張を自分で弛める法-」

成瀬 悟策 著(講談社)。動作法や催眠で有名な著者がリラクセーションについてわかりやすくまとめた本です。余分な緊張に気づき、自分でその緊張を緩めるリラクセーションの考え方や、身体の各部位に合わせたリラクセーションの方法が紹介されています。(大田)

「「朝がつらい」がなくなる本」

梶村尚史 著(三笠書房)。睡眠のリズムの乱れが、心身に及ぼす影響は少なくありません。本著書の中では、「ぐっすり眠るためには、まず早起きをする」という発想をもとに、寝つきがよくなる方法や、快適に目が覚めるテクニックなどが紹介されています。睡眠のタイプ別に、朝に強くなる方法を具体的に示していますので、睡眠に困難さを感じていらっしゃる方にはお薦めの一冊です。(渡部)

「リラクセーション法の理論と実際:ヘルスケア・ワーカーのための行動療法入門」

五十嵐透子 著(医歯薬出版株式会社)。リラクセーションといえば最近ではアロマテラピーなどがはやっていますね。でも、この本で書かれているリラクセーションには道具は何も必要ありません。わかりやすく図解されています。短時間で誰でもどこでもできるリラクセーションを体験してみてはいかがでしょうか。(大沢)

「学校で使える5つのリラクセーション技法」

藤原忠雄 著(ほんの森ブックレット)。5つのリラクセーション技法とは、ストレスマネジメント教育でもよく用いられる、10秒呼吸法や自律訓練法簡略版、漸進性弛緩法、動作法、イメージ法です。どれも椅子に座った状態で実施できます。実際の声かけの仕方や活用例なども紹介されていて、読みやすい薄さの本になっています。(大田)


対人関係

「言いたいことがきちんと伝わる50のレッスン:話し上手になれる本」

平木典子 著(大和出版)。自分の言いたいことが言えない、ついつい人に言い過ぎてしまう、など自分の気持ちを上手に相手に伝えることは難しい時もありますね。そんな時のヒントがこの本には載っています。始めから読む必要なんてありません。自分の読んでみたいところから始めてみましょう。(大沢)

「感じない子ども こころを扱えない大人」

袰岩奈々 著(集英社新書)。教育相談員であった心理カウンセラーの著書です。自分や人の「気持ち」にどう気づいていくか、子どもなど相手の「気持ち」をどう聞くかについて、具体的な方法を知ることができます。「気持ち」について考える研修会例も紹介されているので、専門家にも役立つ本となっています。(大田)

「あの人が「心の病」になったとき読む本」

保坂隆・草田みかん 著(PHP研究所)。「うつ」に悩む人は多くが本人の問題だと思われがちかもしれませんが、職場自体に問題がある場合、上司に問題がある場合、上司と同僚等との関係性など、問題は様々です。マンガを交えながらのわかりやすい対処の仕方が参考になるかもしれません。(中尾)

「自分の気持ちをきちんと<伝える>技術 ~人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ~」

平木典子 著(PHP研究所)。人はそれぞれ自分なりの見方や感じ方で世界をとらえているため、同じ言葉を使ってもすれ違ったり誤解を受けたりします。自分を相手に伝えようと思ってもなかなか簡単にはわかり合えないものです。この本で自分の自己表現タイプや、自信を持って自分を表現していくためのポイントを知ることができます。(中尾)

「イラッとくる人 不機嫌な人間関係を変える心理学」

渋谷昌三 著(PHP研究所)。日常生活の中で、どうしても相手の言動に腹が立ってしまったり、受け入れることができないということは誰もが経験していることだと思います。本著書では、分かり合えない、ちょっとイラッとくる人を、どう理解して付き合っていくかについてのアドバイスが、具体的なエピソードの中で述べられています。(渡部)

「ピンチをチャンスに変える人の考え方」

斉藤茂太 著(PHP研究所)。人が危機的な状態に陥ったときに、どうしたらその状態から脱却して、チャンスの場面に転換できるのかについて、さまざまな対処法がまとめられた一冊です。本著書の中で、自分の対人関係の持ち方を再チェックすると、安心できる対人関係の持ち方について、技術的なヒントを得られるかもしれません。(渡部)

「変光星-自閉症の少女に見えていた世界」

森口奈緒美 著(花風社)。自閉症である著者の視点から書かれた自伝であり、自閉症を理解する上で大いに参考になる一冊です。自閉症とはどのようなものか、自閉症者の抱える生き辛さとはどのようなものかを具体的に理解していこうとする上で、当事者の語りはどんな専門書よりも信頼出来るのかもしれません。(平)

「自分でできる対人関係療法」

水島広子 著(創元社)。人とうまくいかない、相手とのズレで悩んでいる、変化にうまく適応できないなど、人間関係での悩みは尽きません。本書は、自分自身の人間関係をチェックして現状を把握することから始まります。そして、人間関係での問題点を具体的なチェックシートで分析し、それぞれの問題への取り組み方について、具体的な事例を挙げながら分かりやすく紹介していきます。対人関係での悩みを何とかしたい方にお勧めの実践書です。(三輪)

「どんな相手とも『いい関係』が築ける心理学」

渋谷昌三 著(PHP研究所)。人づきあいにおいて、私たちは無意識のうちに、他者との居心地の良い対人距離を測っています。相手が誰であれ、つねに「いい関係」をつくりあげるためにはどうすればいいでしょうか。本著書では、日常生活の中で実行できそうな方法を、心理学をベースに具体的に解説しています。(渡部)

「境界性人格障害=BPD はれものにさわるような毎日をすごしている方々へ」

荒井秀樹、野村祐子、束原美和子 訳(星和書店)。 ”周囲をふりまわす不可解な行動をとる人たち”を理解するための一冊です。境界性人格障害の方のご家族や主治医の体験談がふんだんにもりこまれています。決して診断でレッテルを貼るのではなく正しく共感的に理解し、共に生きていくための具体的な方法が書かれています。(中島)

「子どもをキレさせない おとなが逆ギレしない対処法 「キレ」の予防と危機介入の実践ガイド」

戸田 有一 訳(北大路書房)。いわゆる"キレる子ども"とのかかわり方で悩まれている方へお薦めしたい本です。キレるプロセス、プロセスごとの介入方法、子ども自身が怒りをコントロールできるよう支援する方法、大人が逆ギレしない方法など実践的な方法が解説されています。(中島)

「自己カウンセリングとアサーションのすすめ」

平木典子 著(金子書房)。アサーションは、アサーティブネスともよばれる自己表現の仕方です。「自分を大切にしながら、同時に相手のことも配慮する対応」を指します。本書には、自己評価と気持ちの理解にはじまり、対人関係のスキルや心構えに至るまで、対人関係のストレスを和らげるためのヒントがまとめられています。類書には、「アサーショントレーニング-さわやかな『自己表現』のために」「図解 自分の気持ちをきちんと『伝える』技術」があります。(長江)

「子育てハッピーアドバイス」

明橋大二 著(1万年堂出版)。医師・スクールカウンセラーとして活躍中の著者が、子育てに関するさまざまなアドバイスをわかりやすくまとめています。特に、多くの両親が抱えやすい問題を、事例やエピソードとしてマンガやイラストを交えて解説しています。誰にでも読みやすく、親しみやすい内容です。家事や育児に忙しく、読書の時間がとれない母親にもお奨めできる一冊です。(渡部)



トラウマ

「御直披:レイプ被害者が闘った、勇気の記録」

板谷利加子 著(角川文庫)。性犯罪捜査係の婦人警察官と被害女性との往復書簡をまとめたものです。現在の脅威として感じられるトラウマが、どのように過去の記憶として整理されるのか。トラウマの回復は人それぞれですが、他の方の体験が参考になることもあります。(長江)

「PTSDとトラウマのすべてがわかる本」

飛鳥井望 著(講談社)。PTSDやトラウマという概念は、今や日本では日常語のように用いられ普及していますが、症状などの理解は多くの誤解を伴っていることがあります。本書の中では、PTSDとトラウマの基礎知識が、イラストや図によってわかりやすく説明されているので、ご自身の理解が正しいのかどうか、確認しながら読み進めていくことができます。(渡部)



その他の文献

「母親と教師がなおす登校拒否-母親ノート法のすすめ」

東山紘久 著(創元社)。不登校でなくても子供をもつ親なら誰にでも当てはまるような母子の会話例を使って、よりよい親子のコミュニケーションのための方法「母親ノート法」が紹介されています。具体的な会話の方法が学べる本です。(大田)